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2005.05.29

[弟から]トゥービン生誕100周年

エドゥアルド・トゥービンは第二次大戦末期にスウェーデンに亡命した。
心的後遺症を引きずってたようにも思えるが、絶筆となった未完の交響曲は力強くさらに前進する意志を見せているように思う。

トゥービンには2つの顔があり、故国エストニアの素材を用いたロマン派的傾向と、現代の語法を模索する傾向がある。
のんびりと寛いだ民謡モチーフの一群の作品は流石エストニアと言いたい。
現代的語法を追求しようとする作品ではストラヴィンスキーを取り入れたりしてるのが引用なのかパロディなのか、しっかりと組み込まれててオリジナルに思えてしまう。
スウェーデンに亡命しただけあって生真面目にまとまり過ぎてるのが玉に瑕だろうか。
これまでの録音はドイツのBISでヤルヴィがカナダの亡命エストニア人たちに経済援助を受けて交響曲全集を完成させた。
続いてフィンランドのALBAレーベルが新解釈を打って出た。
そもそも何故スウェーデンへ亡命したのだろう。ナチを逃れるためでなく、ソビエト支配から逃れるためだったようだ。
作風が、ポルトガルのブラガ=サントスと似てるなぁと最近気付いた。
新興市場というのか最近、中国系の作家たちの録音が増えたと思ったら、ベトナムからも名乗りが上がってる。
韓国はどうなんだろうかね。

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