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2005.08.01

Ondine20周年から2枚

フィンランドのナショナルレーベルと言って良いだろう、フィンランディアがワーナ傘下にあるので。
レーベルとしての音の好みはドイツ的かも知れない。だがお陰で良質のエングルンドを聞ける。
今回も20周年記念で20点がいつもの半額でラインナップされた。
ヴァイノ・ライティオの小管弦楽のための作品集を聞く。前振りでは、幻覚的な音が特徴のような宣伝文を見たが、これ以前のアルバムだったようだ。とりあえず、言えるのはマデトーヤの流れだろう、それも30〜40年代頃の世界的な風潮で聞けば、風景画のようなオーケストラ曲が流行った。
これは魔術的でも幻想的でもなく、素朴な田舎のスケッチなのだろう。聞き慣れない都会人の耳に異質に響いたのだろう。
なのでドイツの影響圏にあった北欧フィンランドでは黙殺されたとしても仕方ない。ラヴェル礼賛のマデトーヤ作品だってドビュッシー風なんだし、いずれにせよ、当時はフランス風はウケなかったんだろう。

30〜40年代の牧歌的な響きは、いまとなっては懐かしい。

で、ショスタコヴィッチ風な推進力を持つエングルンド作品、記念ラインナップはピアノ協奏曲だ。強引とも思えるエングルンドのリズムのキレを冴えざえと見せるのが、このレーベルのシリーズで、エーリ・クラスというエストニアの指揮者が振ってる。他の演奏も多少聞いた、レーベルの音なのかも知れないけどフィンランドの指揮者より全然歯切れが良い。

レーベル名の由来はラヴェル「夜のガスパール」の終曲から。

ここの解説が詳しいみたい。

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