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2005.08.12

Subsidy サブシディ補助金

ローマ帝国が衛星都市を確保する経営手法として確立したシステムだと「ネスカフェはなぜ世界を制覇できたか」に描かれてるが、ネットでひくと「Subsidy サブシディ 補助金」としか出てこない。

ローマ帝国が滅んだのは、本来的な役割が形骸化して「Subsidy 補助金」となったことに原因があるのだろう。

ヒトラーの第三帝国はローマ帝国のような「Subsidy サブサディ」(いうなれば地産地消的な前線支援システム)とは無縁だったと。

なるほど、米国は、世界の軍事基地経営としての帝国が破綻してるというのをアフガン開戦以降聞かされてきた。

↓こんな感じに。

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☆★米国民はイラク戦争に反対しはじめたが、理由は間違っている
  Americans Beginning to Oppose Iraq War, but For the Wrong Reason
  by Stan Moore メディア・モニター・センター 8月7日
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http://usa.mediamonitors.net/content/view/full/17520

 「アメリカは世界を粉々(ピース)に砕くことはできるが、世界を平和(ピー
ス)にすることはできない」

 オハイオ州出身の米海兵隊予備役兵が今週死亡したことは、一部のア
メリカ人にとっては、これまでにもあった憤慨をさらにつのらせるものとな
ってしまった。ますます多くの政治家たちが、政府に軍隊の帰還を求めて
いる。そこでブッシュ政府は、かなりの軍隊を祖国に戻す用意があると主
張することによって、大衆をなだめようとしている。だがこれはイラク戦争
によって生じた国際的な痛手を癒(いや)すことになるのか? また、将来
のテロ攻撃からアメリカを守ることになるのか? 不幸にも、まったく逆の
ことになるかもしれない。

 アメリカ人はイラク戦争反対に転じつつあるが、それは間違った理由か
らである。アメリカ国民は米軍の損失と経費を根拠にして戦争に苦痛を感
じるようになっているが、倫理と原理原則を理由にしたものではない。アメ
リカ人はイラク戦争が違法であり間違っているとは言ってないのである。ア
メリカ人は、この戦争が不必要なものであり、苦痛であり、耐えがたいと言
っている。このような手前勝手で無責任な姿勢は、おそらく、アメリカ人が
かつて経験しこれからも経験するよりはるかに苦しめられてきた世界の多
数の人々からは、共感を得ることはできないだろう。

 世界中の多くの人々は、アメリカ人は激しく非難することはできても、受
け入れることができない、と考えはじめている。うまくいくと思っていたとき
には戦争に反対しなかったアメリカ人が、戦争が「厳しい局面」に転換した
ために、今になって戦争に反対している。ラムズフェルドは何ヶ月も前に
「厳しい局面」に入ると言ったことがあるが、彼自身それを信じていなかっ
た。もしイラク・レジスタンスが出現せず、米国内のガソリン価格が1バレ
ル当たり1ドル以下に下がっていたら、大衆的な雰囲気はどうなっていた
か想像してみたまえ! アメリカ人は嬉しくなって舞いあがり、主権国家に
侵略して占領し、破壊したことに何の反省もしなかっただろう。アメリカ人
はいまだにイラク人の生命、イラク赤ちゃん、イラク人家族に危害を加え
たことを気にかけることなく、自分たちの損失ばかりを気にかけている。

 このようにアメリカ人に共感する感性が欠けている事実が、世界中のテ
ロの原因となっている。そのことが、アメリカの侵略の犠牲者たちに、レジ
スタンスには貴重な価値があることを教えている。そのことが、テロリスト
たちには、アメリカ人には苦痛に耐える限界があり、アメリカ人に苦痛を
与えることで成果を得ることができると教えているのだ。

 アメリカ人はみずからの苦痛を減らすことを訴える前に、みずからの不
正と暴力が生みだす犠牲者に共感することを悟らなければならない。アメ
リカはみずからが受けた苦痛よりもはるかに多くの苦痛を与えてきた。財
政上の国際収支と同様、苦痛の収支決算も莫大な赤字なのである。

 軍事作戦が始まる前、イラク人その他のアラブ人は恐い存在であり、未
成熟で臆病な奴らで、強力なブルドーザーで泥のように脇に押しのけられ
るべきだと想定して、イスラエルとアメリカの軍隊が軍事行動をおこなった
のは、それほど昔のことではない。50年前にはアラブ人はそうであったか
もしれないが、生命力はこれまでにないほど今、復活しつつある。アラブ
人が今は敗者であったとしても、それは250年前、イギリス帝国陸軍を前
にしたアメリカの下層兵士と同じなのだ。

 アメリカ人は態度を変える必要がある。アメリカ人は倫理と共感する感
性、謙遜と自責の念を学ぶ必要がある。アメリカが全世界を支配すること
はできないのだ。世界を破壊する能力では、世界を支配することはできな
い。アメリカは世界を粉々に粉砕することができても、世界に平和をもたら
すことはできない。平和と安全をもたらすためには、アメリカは平和の芸
術を学ばなければならず、戦争の芸術を拒否することを学ばなければな
らない。ことを進展させるためには、アメリカ人はみずからが生じさせた苦
痛、それも自分たちが受けた苦痛をはるかに上まわる苦痛に対して、感
情移入してみる必要がある。
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多国籍企業は「ローマ人のパンとサーカス」なのか。
ネスレは多国籍企業とは名乗ってない。。。

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