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2005.11.29

Zhou Long

作品は祝祭的なタイトルだが、あまり、お祭り気分はない。
むしろカット割りの多い映画のような印象を受ける。
いにしえに想いをはせるように唐の時代の詩をモットーとしたり、伝統的な宮廷音楽スタイルを模したり。
それにしては、音楽の見栄えが悪いのだ。
どちらかと言えば、何かが足りない、不在の音楽のような気がする。
視点の定まらない印象は、なにやら主人公が設定されない小説の描写のようで、聞いていて不安だ。
打楽器とオーケストラの共演でさえ、いまいちノリが足りない。
では誰の不在なのだろう。
おそらくは文化大革命での喪失感を知らず知らずに滲ませてるのだろう。
伝統と西洋の現代音楽との融合には、面白さを感じるが、作品の内なるエネルギーは感じられない。書法は巧いが、ハズしてる/ハズれてる、のだ。
こういう巧妙な虚無であっても、せめてもう少しノリの良い音楽に仕上げてほしかった。

>結構出ているようだが、どれの事だろ?
"Zhou Long: Tales from the Cave" (Long Zhou, Zhou Long, Music From China)
"Zhou Long: Rhymes" (Long Zhou, Lan Shui, Singapore Symphony Orchestra, Jonathan Fox)

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