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2006.09.01

白高山

新星堂チェーン・CDショップ・グッディーズ新譜情報より、メーカー案内書からの引用

<SYNNARA>
NSC 158 ¥2080
無伴奏ヴァイオリン独奏による「アリラン変奏曲」
ヴァイオリン独奏による「故郷への道」「朝鮮民謡を主題とした小品」
「歓喜」「故郷の村」
ヴァイオリン協奏曲 掘削工
ヴァイオリン協奏曲 溶鉱炉が見える海辺にて
白高山(Vn)、ピアノ伴奏、オーケストラ、指揮不明

韓国戦争の渦中だった1951年、ロシア・モスクワのチャイコフスキー音楽院で開かれた校内コンサート。黒い髪の毛のある東洋人研究生の聞いたことのない激情的な演奏が終わると、当時、チャイコフスキー音楽院教授だった世界的なバイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908?1974)は、直接彼を教えると進み出た。彼は北朝鮮から特別研究生として招かれたバイオリニスト白高山(1930-1997)。彼の演奏した曲は「アリラン、アリラン、アラリヨ」で始まる本調アリランを変奏した無伴奏「アリラン変奏曲」だった。 国を失った悲しみが消え去る前に、ふたたび分断と同族戦争で苦しむ民族の悲しみを悽絶なメロディーで表現した同曲は今も、白高山だけがまともに演奏できるという評価のある彼の代表作だ。
白高山はオイストラフの弟子としてたゆまず実力を伸ばし、1957年、ロシア・モスクワで開かれた第1回チャイコフスキー国際音楽コンクールで入賞し、1978年にはチャイコフスキー・コンクールのバイオリン部門審査委員に委嘱され、終身審査委員を勤めた。平壌(ピョンヤン)音楽舞踊大学などに在職し、北朝鮮はもちろん、中国、モンゴルなどから来た留学生たちを育てた。
本格的な作曲家活動をしたのではないが、白高山は西洋楽器であるバイオリンを利用し、民族的メロディーを盛り込んだ曲を創作し演奏することも楽しんだ。
「アリラン変奏曲」のほかに、民謡を土台にした「民謡を主題にした小品」がそれだ。今回のアルバムにはこのほか「故郷への道」「歓喜」「熔鉱炉が見える海辺で」など創作曲が収録され、彼の直筆楽譜写真もブックレットに載せられた。同アルバムは日本新世界レコード社でオープンリールの形態で保有していた北朝鮮の音楽の中で、白高山の演奏音源のみを再整理して作ったものだ。
東亜日報 2006年6月27日の記事より
音の状態はあまりよくありませんが貴重な録音です。ご了承ください。

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