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2006.11.06

Luis DE PABLO

カナダの団体によるルイス・デ・パブロのアンサンブル曲集。デ・パブロは『ミツバチのささやき』の音楽でも知られる。

パライソと死の舞踊
PARAISO Y TRES DANZAS MACABRA(1991-92)
作曲家のノートの英訳にはこうある。
The score sports a quote from Cristobal Colon's Diary:“Beyond the Tropic of Capricorn is the most beautiful residence,because it is highest and most noble part of the World,that is the Earthly Paradise.”
「楽園、第一の変遷、第一の踊り、第二の変遷、第二の踊り、第三の変遷、第三の踊り」の七つの部分からなる。
楽園では木管のスタッカートがトマシュ・マルコ風。創造の七日間を逆に並べたか、日本のように日曜を初めに置いたか。

SEGUNDA LECTURA(1993)第二注解
サントリー財団が依頼した大編成オーケストラによる武満徹追悼曲“Senderos del aire”(風のとおり道)をダウンサイジングしたもの。

RAZON DORMIDA(2003)Sleeping Reason 眠る理性
1-Bablicon(Silly idiot)
2-Las exhortaciones(The Exhortations)
3-Caballo raptor 1(The kidnapping Horse 1)
4-Y no hai mas remedio(And There Is No Other Way)
5-Caballo raptor 2
シュヴァンクマイエルを観てたので、この音楽が版画の各部分を拡大して覗いてる様が聞いて取れる。が、作曲家はゴヤの版画をイラストレイテッドした訳でないと言う。ただ「理性の眠りは怪物を作り出す」と。


画像はここ↓で。

ロス・プロベルビオス(ロス・ディスパラーテス) 
(妄 1820〜1824)

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Comments

各曲の日本語タイトルは日本のディストリビューターによる。

「パライソと死の舞踊」の、PARAISO は始原的な原罪のない地上世界だろうし、TRES DANZAS MACABRAは三つの世俗的な舞いだろう。その間のTRANSITIONは変遷、転調、乗換え、要は転向だ。
アメリカ発見で世界が変わった事を忘れないために作曲されたようだ。作曲家は歴史をメモするのにこうするのだな。

4-Y no hai mas remedio(And There Is No Other Way)は、リンクページから「ロス・デサストレス・デ・ラ・ゲーラ」(戦争の惨禍 1810~1820)を探してくれ。

Posted by: katute | 2006.11.07 11:09 AM

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