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2006.12.22

読了『そして殺人者は野に放たれる』

"そして殺人者は野に放たれる" (日垣 隆)
被害者やその家族にはやりきれない殺人事件ばかり、1つずつ、淡々と、時には、スタンスを破って、感情を交えて、綴ったノンフィクション。
主題は、刑法39条である。
『(心神喪失及び心神耗弱)
第39条 心神喪失者の行為は、罰しない。
2 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。』

但し、刑法の何処にも、『(心神喪失及び心神耗弱)』の定義は無い。
このために、飲酒や薬物による酩酊であっても、減軽される!何故、改正しないのか?その闇を生んだ初期の精神医学界の状況、法曹界の事勿れ主義、専用の収容施設の設立もしない政府。
結果、人格異常等の現時点では治りようも無い重犯罪者が精神病院や自宅療養だったりする。
本の紹介では内容の要約だけにはするまいと思ったが、無理だった。

この本は端的に間違った法律を告発しているのだから、その内容だけで十分だ。読んで議論すべし。

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