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2007.02.11

KEES BOEKE MONOGRAFIA

"Kees Boeke: Monografia" (Olive Music)
全音のリコーダー・シリーズに練習曲があったのでケース・ブッケの名は記憶にあった。擬似打ち込み風な現代音楽を思い浮べると最も近いのではないか。リコーダーって小学校の音楽の時間のタテ笛。
愉快な音楽ではないけど、聞いてて飽きないのは音に馴染みがあるからだろう。
そういう意味では、リコーダー好きには興味深く楽しめるだろうか。
栗コーダー・カルテットではないよ、あくまで現代音楽。

作曲者はハーグのコンセルヴァトワールでリコーダーをフランス・ブリュッヘン、チェロをアンナー・ビルスマに学んだ、と聞いて一般に期待しそうな音楽ではない。

作者の名誉のために付言すると、古典教養に基づいて作曲されてる。手法的には、暗号か記号のようだけど。

オランダへは関心を閉ざしてたので新たな地平が出現したと自分は考えている(こうして世界中の音を聞いて行くと限りがないので出費が恐いのが真相)。

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Comments

4曲目、アルバムの最後を飾る約30分に及ぶ、ソプラノ歌手と2人のリコーダー奏者のためのカンタータは、作風を代表するものとしても見事。ルネッサンス期よりも穏やかで冷静な音楽でありながら、作品とは何かと問われれば、音楽が鳴ってることと答えるのではないかと思えるし、存在とははかないものだ、と控えめに主張しているようにも聞こえる。録音レンジを超えるほど豊かな倍音のハーモニー、この世のはかないしあわせを求める無垢な夢、天上の幻、これもまた「笛の楽園」か。

Posted by: katute | 2007.02.13 05:11 PM

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