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2007.03.17

デジャヴ/ジャメヴ?

山口泉『テレビと戦う
ラシュコフ『ブレイク・ウイルスが来た!!
ほぼ同時期の日米のテレビを通じた社会批評。歴然たる相違は米国では技術も社会も当時の状況を纏ながら進化して連続した姿で現在に到っているけれど、日本の場合には今日テレビで見た事柄は既にこの本に書かれたままで、むしろ質が劣っていることだろう。
山口が暗黒時代と呼ぶ状況はこれを差すものと思う、歴史として堆積しない質の無さを。
ただし山口はメディア・ウイルスを仕組まないため、その思想は自ら伝播しない。社会に大きな影響を与えるものではない。

ERVIN SCHULHOFF:Sonatas and Suites for Piano
雑駁な騒がしさを装ってピアノソナタは始まる。技術を習得していることの階級的意味など考えない。大衆性と通俗性の差異に思いをはせながら芸術を夢見る。そしてソナタ3番、記憶にある印象的なブロークン・コードに「ナウシカ」テーマの萌芽を聞く。
仕組みは簡単でシュールホフはペンタトニックと調性、全音階など当時の主流を占めた様々な音のシステムを用いて、時に民俗的に、あるいはジャズ風に仕立ててるのが、まさに久石譲のスタイル、なのだから。




"Schulhoff: Sonatas and Suites for Piano" (Supraphon)

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