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2007.03.19

困った会合

しかしねぇ、それを言うってこと自体が言訳であるから自社の出版綱領に反してないとかじゃないだろう。後ろめたいと思っても売上が伸び生活が維持できるのだから認めない訳に行かないだけだろう。
それを昔は変節とか浅ましいと言って見下げたのだが最近では賢い経営とか誉めるのだ。
確かに営業的には面白い話を知ってそうな眼をしてたけど、それは営業上がりの血が肉体化したのであって経営者の品性とは関係ない。出版不況など30年近く前に体験したと嘯くのも頂けないし、再建のターニングポイントとしてレジュメに記されてるのは会社を愛した読者の化身としての著者・執筆者たちの協力を得られた偶然の幸せによるもので自身の努力が実ったとは思えない。
むしろ自分が知りたかったのは梅田望夫が紙の一覧性は失われないと太鼓判を押してくれたことに気を良くするよりも、出版という形態の変化を聞きたかったのだが。

無愛想な内輪の集いに部外者が紛れ込むと、こんなにも不自由で不快な思いをさせられるのかと情けなかったが、経験者として講師の話は興味深いものだった。

出版におけるマーケティングの重要性と実際のヒントや経営理念など貴重な意見を聞いた。

しかし、日付も芳名もない領収書なんて会社に出せるのか、みんなは?
そもそも会費3000円は高くないのか?
そういうこと?

「本の会」:書籍出版社の生き残り策――筑摩書房のケース
筑摩書房代表取締役社長 菊地明郎

あれが案内にあった“筑摩書房の経営哲学”なのかしら?

山口泉『テレビと戦う』に「日本のジャーナリズムが死んで久しい」と読んで慟哭を覚えたが、出版も免れてはいなかったんだな。

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今月の本の会

出版社を続けるということは、たいへんなことです。なかでも人文系硬派の出版社は何年かごとに大波が押し寄せ、それに耐えて今日を築いてきています。筑摩書房の危機の時代から、再生にいたるまで苦労された菊池明郎氏に、筑摩書房の経営哲学を語っていただきます。ぜひご出席ください。
             記
日時:2007年3月19日(月)午後7時~
場所:男女平等センター
  (地下鉄丸の内線 都営地下鉄大江戸線 本郷3丁目駅から徒歩5分)TEL03(3814)6159)
講師:菊池明郎氏(筑摩書房代表取締役社長)
演題:「筑摩書房はどのようにして復活したのか
      ――倒産後30年の軌跡」
会費:3000円(当日払い、領収書発行)
本の会代表 大出俊幸
事 務 局 文京区本郷2-23-4 豊島ビル1階
パピルスあい内 鵜飼恵里香
TEL03-6801-9766 FAX03-5684-3059
E-mail:kai@papyrus-i.co.jp
本の会ホームページ:http://www.papyrus-i.co.jp/hon

Posted by: katute | 2007.03.24 at 11:09 AM

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