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2007.03.23

音楽雑記

プーランクの「三つのノベレッテ」を久振りに弾いたら、なんだろう、この他人任せな“何とかなるだろうな”風のいい加減さの、古いけど「お気楽極楽」な感じは?
と、思う間にファリャ主題の3曲目でとうとう振り落とされてしまう。とりあえずはどうにか音を追ってダブルバーまで辿り着いたけど、どうやら自分にはまだ、これを弾き通せるほどの身構えがないようだ。
もう一曲「組曲」も試しに弾いてみる。組曲とは名乗ってはいるけれど実質においてはソナチネ。このお調子者なノリで、ゴニョゴニョとも弾きる第一楽章。そして小倉朗のソナチネを彷彿させる以下の二つの楽章はオグラームスはないけれど、主題ヒントが酷似してる。
プーランクはとても耳が良かったに違いない。和声付けがシステマチックで、それを面白がってるので、そう思う。この感覚は頭で考えた付け方ではなく、どうやら判っていながら、これってクレイジーだろう?と面白がって示して見せているようだ。
こういう悪戯はムキになったら面白さが消えちゃうから殊更に難しい。
洒落てるのか、悪戯してるのか。
また時間がある時に思い出してみよう。


GAUGUIN EUGENIO TOUSSAINT
CONCIERTO PARA GUITERRY Y ORQUESTA
GAUGUIN (para oboe,arpa y orquesta)
BOUILLABAISSE (para piano y orquesta)
メキシコのジャズ・ピアニストの協奏曲スタイルのシンフォニック・ジャズ。基本はホット・ジャズだろう。
目玉の「ゴーギャン」がコールアングレとハープの二重協奏曲。ふんだんにサックスを模倣しながら、野性的で、叙情的で、そして清々しい仕上がりを見せてる。
そしてピアノ協奏曲。マイルス・デイヴィスとブイヤベースをクールにキメたい、そんな気分をまとめた音楽で、なかなか洒落た仕上がり。
さて口に合うかというと、今時めずらしい録音技師か器材にチョットした問題が、このレシピの仕上がりに起こってる。楽器の音を間近に聞きたいのは良いけど荒いし。弦楽器、はじめはノン・ビブラートかと思ってたけど、そうじゃないようで隙間が見えちゃってるのが惜しいな。
そして三曲とも、出だしのリズム・カウントがワン・パターンに聞こえるので、なにか工夫が欲しかったなぁ。

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