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2007.04.16

大沢誉志幸『楽園』

スゴイ!
1990年リリース。
この息苦しいほどの音密度。
無駄を省いたがために抽象化されたテーマは陳腐化していない。
ひとつひとつが短篇小説として切り立ってる。
コーラスでなくコロスとして機能する多重表現は見事なほど演劇的で、音の位相に目が覚める想いがする。
おそらくメロディ・ラインの研究は当時の歌謡曲を吸収して余りあるだろう。歌詞の読み込みが他にあまり例を見ないほどに、メロディからの自由な身振りを演じて、チェックメイトだ。自身行き詰まったに違いない。
現状は、これによるクライマックスの反動か。。。

あぁ今となっては、これほどまでに潔く孤立し屹立するハードボイルドな!姿勢が懐かしい。

"大沢誉志幸/楽園" (大沢誉志幸)

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