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2007.05.04

Bechara EL-KHOURY

NAXOSレーベルが海外ではもう何枚か出してるが、日本では2枚発売してる、レバノンに生まれたフランス籍の作曲家。

ベイルート事件を題材した「レバノンの廃墟」を収める一枚目はウクライナの楽団で、オーケストレーションが平板なためか、映画音楽止まりな印象しかない。
これじゃ次は聞かないだろう、普通は。

二枚目はピエール・デルヴォーが振ってる移籍音源なので期待してみた。
そう、音ヨレヨレと評されるデルヴォー/コロンヌだ。

それでも、これの長所は、アナログ録音のためだろう、例えば、古いジャズの録音ような空間が感じられる。
デジタル録音ばかり聞いてると却ってこういう突っ込み所のある方が新鮮に響く。

作曲者は1969-78年の間に百曲近く作品を書いたとされるも、79年パリに来て、それらを全て放棄したらしい。
作風は、ロマン派と呼ぶより、架空の映画音楽とした方が良い(聞く前にヨーン・レイフスを思い出しておくと便利かも)。

こうして聞いてみると、デルヴォーは気配を描きたい人だったようで、演奏がヨレヨレでもお構いなしなのはそのためかも。

残りのデルヴォー音源、版権か、政治か、知らないが、いつになったら日本で発売されるんだろか?

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Tracked on 2007.05.31 05:49 AM

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