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2007.05.02

KEVIN VOLANS:White Man Sleeps

UNITED 88034

南ア出身で今はアイルランドに住んでいるKEVIN VOLANSは、シュトックハウゼンの助手で、コンタルスキーにピアノを、ミュージック・シアターをマウリチオ・カーゲルに習い、とそんな経歴の持ち主。
ここではアフリカ素材で音楽を書いてる。

1982年に二台のハープシコードとヴィオラ・ダ・ガンバと打楽器のために書かれたWhite Man Sleepsは五つの踊りから構成され、クロノス四重奏団が編曲依頼して86年に弦楽四重奏曲となった時には、ミニマル・ミュージックらしい繰り返しが特徴的で時流に合ったと受け取られたようだ。
VOLANSの作品は、どこか荒涼として鄙びた響きがする(むしろ空間を意識して聞かないと息苦しいかも)。
この場合の繰り返しは、ミミクリーか、「言い間違い」「言い直し」のような印象を受ける。たっぷりと音を注いでひからびた大地に染みるに任すといった感じだ。
だからそもそも言い間違いだったのか、そんなことがあったのか、さえも不可視な、午後の幻なのかも知れない。

Mbira(80)は二台のハープシコードと打楽器、ショナ族の主題を書き起こしたもの。ハープシコードはカリンバの呼び交わす響き。雑なのか下手なのかと思う間に変容する様がおかしみを誘う。

She Who Sleeps with a Smoll Blanket(85)はアフリカン・ドラムを模した打楽器ソロ。

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