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2007.05.30

読了『ミノタウロス』


"ミノタウロス" (佐藤 亜紀)

ページを開いて、久しぶりに読むロシア小説(風)、と思ったのも束の間、革命ロシアを巡る、ピカレスクであり、反教養小説であり。 まだ、この本の衝撃を受け止め切れてない。 なので、此の文は支離滅裂なままだ。 恐ろしい小説。 いつも思うのだが、この作者、よくぞ書けるなぁ(褒め言葉)。 迷宮のイメージは、放棄された農園のイメージだし、だらだら拡散して逃れようもなく若者を飲み込んだ戦場のイメージだし。 靴裏からこすり落とされる血痕は、潔癖な虱退治は、繰り返される象徴だし。 この幕切れは、アリか?ああ、予想しなかった訳ではないけれど、こうなるとは。 読み終えた電車の中で興奮しつつも、かなり落ち込んでしまった。 『何やってんだ、自分は。』

誰かに勧めたい。
いつの間にか、売れ線の本は、文庫になっている。どれも、日本人離れした小説。

"雲雀" (佐藤 亜紀)
"天使" (佐藤 亜紀)
"バルタザールの遍歴" (佐藤 亜紀)"1809―ナポレオン暗殺" (佐藤 亜紀)

追記
2007.07.31で人間を人間の格好にさせておくものとは?「ミノタウロス」で紹介されている。上の支離滅裂な文が気に入らない人は、スゴ本へGo。

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