12の街角のワルツ
どうした気の遣い様からか、このCDはモノラルレコードを起こした様な音がする。
その分、印された楽譜の、未亡人による読み方が教われる按配になってる様だ。
ナザレー作品への加筆(?)はミニョーネの作曲スタイル、ルネサンス頃のポリフォニー作法やポピュラー音楽のそれだろう。
クラシック音楽としてミニョーネを聞くよりは、街の音楽として聞く方が良さそうだ。
アカデミックなコンサートレパートリーでない、ショパン愛好家たちの書くピアノ音楽として。
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Comments
20世紀前半のモノラル録音の頃のシャンソンを聞くと、こうした細やかな女性のしぐさが出てくる。まぁオペラでもそうだけど。最近はこういうしぐさが失われてしまったので表現すら出来ないのじゃないだろうか。
この曲集では特にイ短調。
Posted by: katute | 2007.06.05 01:49 PM