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2007.06.07

アナトーリイ・キム『リス』について

何だか重いぞと思う間も無く、ここでのルールが語られる。それは初め、『アウステルリッツ』の多重引用を思い出させ、『スキャナー・ダークリー』(自分が持ってるのは、こっちの"暗闇のスキャナー (1980年)" (サンリオ))のようなサイコキネシス系の思念の流れなのかと思った。カードを配るように登場人物を紹介したら物語がようやくに始まるが、人物の思念を受け取りながらその時の想いを記録するように語られる。いや、語っているのでなく読んでいるのだろうか、見ているのだろうか。そうこうするうちに僕は「僕」の核心を見失うへまをする。この感覚は十代特有のものではないだろうか? そして英語とも日本語とも違う空気が漲っている。決して王道ではないだろうけど、周辺であることではじめて可能な発見と驚きに満ちている!

群像社に貼られたリンクで、これ↓を知る。

609studio
フォトジャーナリスト片山通夫とそのスタッフが取材したニュース、サハリンの話題などを掲載
>あれ、これ休刊したんじゃなかったけか。

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