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2007.07.28

何かをしたいと望まない音楽?

Klaus Lang:missa beati pauperes spiritu
col legnoレーベルのジャケットデザインがさっぱりと変わって中々に絶妙な味わいを醸してる。その中の一枚。ライヴ・エレクトロニクスとアンサンブル(カウンター・テナーと女声、ヴィオラ・チェロ・ダブルベース、打楽器、トロボーン)。古典的な発想を敷延して控えめな表現に終始してる。音色の趣味は悪くない。ドラマは起きないで、時間だけが擦り抜けていく。

Alexander Wustin:THOROFON CTH2486
ブレジネフ時代がソ連では失われた世代と呼ばれるらしい。
作曲家については知らないけど、プラトーノフで一曲書いてるので聞いてみた。
Memoria2 は導入と終曲部以外は太鼓系の打楽器が鳴ってるだけのような音楽。
プラトーノフも、わざわざ、テキスト選定する意味はなさそうだ。亡命した友人へのはなむけの詞に丁度良かったようだプラトーノフが!(何たる皮肉屋だろう?)
ベートーヴェン礼賛と言っても打楽器が主役でベートーヴェンは味付けに過ぎないようであったり。
アニュス・デイ(神の小羊)、Sine Nomineと宗教主題が続くが、それとても、そうすることだって出来るさ、程度の主張だろうか。
たとえば、シュニトケ、グバイドゥリナ、デニソフのような先達がいて、次の世代として何を書き進むのかと考えた時、それらをまず消化吸収しなければならないと思っただろうか。
書法/処方は決して悪くない。
ソヴィエト・ロシア音楽の奥行の深さを覗くには、うってつけだ。しかしながら、このスタンスはサブテキストの位置に留まるのではないか、と思わせる。

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