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2007.08.18

雑記

先週、土曜の夕方、空にオレンジの亀裂が入ってる。見れば、スクリーンのように張り出した雲の上にもう一層高い位置にある立体的な雲の縁に太陽光が反射して強く光ってるのだった。
月曜の天気予報で太平洋高気圧とモンゴル高気圧の二重の高気圧のために気温が上昇してると解説してるのを聞き、背の高い高気圧が上空に居る、の例えに感心した。

日曜日「題名のない音楽会」にマイケル・ナイマンで少しだけ出ていて『ピアノ・レッスン』の例のテーマを弾くのを見た。
映画を観た時より印象的だった。譜面をいくら眺めても理路整然とは弾けない。ミニマル・ミュージックだからと思い込んでしまうからだ。どう見ても強引な譜面ヅラしてても、これには必然があるのだった。古典以前の古楽の理屈。忘れてはいけない、さすがにサーストン・ダートの弟子だ、そうした美しさを体現してるのだから。
音の裏に聞こえるのはジョン・マッケイブと同質な英国流、こちらが知らない時間を経験してるという訳だ。

封を切ってないCDを眺めて、テーマを設けて聞いてみようと思った。

Betsy Jolas : Ventosum vocant
80年代頃に盛んにラジオで聞いた憶えがあるのだが、現役盤はこれのみか。室内楽。
演奏が難なくこなされてしまって困難さによる達成感が得られない。当時の作曲技法に比べ、現在の演奏技術がウマ過ぎるのだろう。現代音楽のコンテキストに伝統的なメロディの断片を挟むのが微笑ましい。

KARIN RENQVIST : ARKTIS ARKTIS!
民謡歌手を用いた声楽作品が斬新だったので器楽曲は興味があった。
女流作曲家とクラリネットをテーマにしてみたので、この「ON A DISTANT SHORE」という協奏曲は期待が膨らんだ。どうやら地球上の蛋白質からなる生命体のことは書かれてないらしくエコーが風の間に消えるような雰囲気。器楽は普通なんだね。
合唱と独唱でようやく、混交された対比が現れたけど、衝撃は感じないな。

THE FALL OF NARCISSUS
CHAMBER MUSIC FOR CLARINET by THEA MUSGRAVE Volume 2
ヨーロッパ的な音楽、木管楽器2本だとチョット野性的だけど。現在ではない現代の技法のパレット。

う〜む、ハズレか?
次回はベアト・フラー祭(手持ちの4枚を聞く)。

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