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2007.11.12

音楽と記述について(メモ)

音楽スコアにおける記譜とは奏者に対するオペレーション・コマンドを意味する。そうして作品におけるマネージメントが結果、プログラム(演目)の価値を見出だす。

20世紀前半のストラヴィンスキー、ラヴェル、バルトーク、ショスタコヴィッチらの作品群が魅力的なのはファースト・コンタクトがファースト・インパクトとして人類の記憶に刻まれたからだ。
ペーター・ドラッカー風に言うと、プログラムとして結果を出すべくマネージネントを身に付けていたから、となるだろう。

それの応用で、経済学と現代音楽のマトリックスを作成しモジュール解析すれば未来を導く先鋭的な理論を発見できるかと、野望の炎を燃やしても翌朝にはすっかり冷めているに違いない。

同様に逆も真なりだ。
21世紀はペーター・ドラッカーでは説明できなくなっていると指摘される昨今だ。フューチャリストに経済的展望を所望することが誤りなのだが、しかし経済は魅力なのだろう。

ブルックナーに経済学を感じないか?と問えばおそらくドラッカーは、プログラムはプログラムだ、と応えると思われる。
システムが生み出す魅力が未来の全てではないからだ。
それはシステムが作り上げる結果についての思索のことでプロダクトとプロセスについてとは異なる、が。

「複製技術時代の芸術」か「複製技術時代の芸術作品」か。
ウォーホールを先取りしたよりもウォーホールが実践した。
そうなら「複製技術時代のアウラ」を見詰めるべきだろう。


ロシア音楽の楽しみ ◆ストラヴィンスキー

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