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2007.12.16

CD試聴記

PICTURES OF THE PLAINS
PIANO MUSIC OF MOLEIRO
ベネズエラの地元素材を織り込んでスカルラッティしてるソナチネとトッカータは底抜けに明るく演奏されるべきなんだけどなぁと思える。それでもこの融合の仕方はモダンだよね。オーケストレーションを思い浮べると面白さが増す。

Dialogue
BACH − HONEGGER
オネゲルのピアノ曲「前奏曲、アリオーソとフゲッタ」の弦楽合奏版が気になった。宇宙ロケットの推進力を思わせるような激烈でバーバールな力の象徴のような前奏曲だったはずだが、まるで別物のようなしつらえ。
でも、演奏は相変わらず物足りなさを感じるけど、この対比は面白い。
どこまでも交わることのない線を描くバッハ。それに対してオネゲルは面での攻撃を仕掛けてくる。その響きがまるで渇きを癒すように心地いい。いかめしそうな音楽を書いていたはずのオネゲルだが戦争の影響であったのだろう、交響曲2番は希望を希求して止まない。

GOTTFRIED VON EINEM
DIE SOLO-KLAVIERWERKE
冒頭に置かれたソナチネに騙されるなら、フォルトナーのクールさはなく、そこはかとないユーモアがまるで善人全開だ。何をどれだけ引用してるのか判別できないけど、生で聞いたら思わず笑ってしまうだろう。コラージュ/モンタージュが巧い。
どこまで当たってるかは判らないけど、プーランクがモーツァルトだったならアイネムはバッハ好きなプーランクだろうか。

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