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2007.12.12

いつかやりたいこと、など

『アフリカのブリックス』に登場する人物たちに関する資料をまとめておきたいと思いながらうっかり次に『ベクテルの秘密ファイル』を読み始めてしまってタイトルに対する不満をつのらせてる内にまた今度と引き伸ばしてる始末、おまけにこの不満をどう解消したものだろうかと思案しながらページを捲っていたら面白さにすっかり引きずられて読了してしまい気掛かりだったことをメモするのを忘れてしまった。
このタイトルが気に入らなかった当初の理由は訳者の癖が強いと思われたからで本文はそんなこと思ってる間もなく事実が展開するので小気味好いのだけれど、原題が FRIENDS IN HIGH PLACES でパトリシア・ハイスミス『アメリカの友人』みたいなアクティヴな感覚を持ってるのに広瀬隆はフリーマントル好みなのかと思ってしまう反面で本という物神を信仰してるような姿勢を感じもする。原題が人との関係=コネを差していたとするなら訳は閉じられた書類書物を差していてその万能を讃えそこから更に先を探すよう訳者後書きで促してる。

『アフリカのブリッグス』は白人にとって西欧にとってアフリカとは何か?を少し垣間見せてくれる。という訳でサファリにやってきた人たちがサファリ以外の時に何をしてたかを整理できたらやっておきたい。ブリッグス自身は浴びるほどの酒と女と冒険とサファリ、そして晩年の反独裁的な愛国心以外には興味を示さなかった。特にカネとか富とか名声とかには。
HIGH PLACES な友人たちは今日も見えない姿で活躍中で、中東もアフリカも、最近のアルジェリアも、既に予告されていた。ヴァリエーションが加わったのはむしろアラブ世界のイスラエル容認だろう。
こういう内容を暴露本だと思ってはいけない。ビジネス書、レポート、紀要くらいに読んでしまった方が良い。善し悪しは読者の読解力次第で十分、それさえも良い悪いを指示されたら思想統制だろう。
暴露だ密告だと論ったら、その後に続く報告者を失うことにならないか?

"アフリカのブリックス―ブロル・ブリクセンの恋と冒険" (ウルフ アッシャン)




"ベクテルの秘密ファイル―CIA・原子力・ホワイトハウス" (レイトン マッカートニー)


"アメリカの友人 (河出文庫)" (佐宗 鈴夫, P・ハイスミス)

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