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2007.12.30

読了『いのちのパレード』


"いのちのパレード" (恩田 陸)

著者が書いているように、早川書房の異色作家短編集へのオマージュとなっていて、その雰囲気を良く纏っている。 中学、高校時代に、『"13のショック (異色作家短篇集)" (リチャード マシスン)』や『"不死販売株式会社―フリージャック" (ロバート シェクリィ)』を読んだ記憶が蘇る〜

以下は個人的な感想。
野暮はしたくないので、ネタばれはしないつもりだが、判ってしまったら、ごめんなさい。
短編の出来はバラツキがあるのはやむを得ないと思う。あっちは手練の作家の最善の短編から編んだものだから、比較はしないのが粋。

英文タイトルはあり得た別のタイトルとしてうまくいっている。
純文学系のは、痛い(私の感想の事。作品の事ではない)。
終りがどうにもならないのとかもある(こういう味の作品と言えば、そうなんだけど)。
かたつむりは素晴らしいが、常盤なのかな。蝶と夕飯も。
SUGOROKUは今までの氏の作品で感じたのと同じ匂い。
観念的な作品は何だか懐かしい。今、こういうのを書く、あるいは買いて出版される人は少ないんじゃないか。
霊感の話も悪くない、でも、こんな風に文明が無傷で手渡される事って、無いよな。
怖い系統の話は、怖くない。他のが怖いなぁ。
犯罪系は、何だか、型に嵌っている気がする(面白いくらいにキッチリ出来ているから、面白いんだけど)。

観光旅行
スペインの苔(こけ)
蝶遣いと春、そして夏

蛇と虹
夕飯は七時
隙間
当籤者(とうせんしゃ)
かたつむり注意報
あなたの善良なる教え子より
エンドマークまでご一緒に
走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
SUGOROKU
いのちのパレード
夜想曲

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