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2007.12.24

雑記風の日記

国立西洋美術館「ムンク展」
こりゃマイッタ!
なんだ?このゴミのような展示は?
カンバス裏に記したムンクの詩に関する解説がないのは音声カイドで儲けたいからってケチな料簡だろうと看過したが室内装飾ばかりが並んでるじゃないか。
当然のことながら絵画作品と、それの制作テーマ別の展示を期待してたので、国立を名乗る美術館がこれしきの陳列しか出来ないなんて何かの悪い冗談だろう。
展示通路が狭くて年譜を張り出した所では自然渋滞により通行不能になっていた。
なるほどね、それで途中のビデオ上映が人気だった訳だ。
いや美術館側はミュージアムショップが盛況でうれしかったろうね。
こんなにもカネ還せ!な展覧会は記憶にない。
常設展が小品が多かったけど、見応えがあったのには驚いた。そこでのキリスト教の変容も絵画史を扱うなら重要なテーマとして浮かび上がるだろう。
観光旅行の存在証明としての記念写真を撮る人たちは作品を観たろうか?
ムンクのテーマを読み取ったろうか? その文末の語尾を言い切らないような表現を受け取れたろうか?

以前に観た展覧会ではテーマ別、時代別にムンクと社会情勢をからめていたのでとても上手く理解できたし、個人的心情なども垣間見れるものだったので、それ位の期待はあった。ムンクがなぜ自己の力量の中からこの表現を選び取って作品を制作発表し続けたか、空気感が伝わってきたのが「生命のフリース」シリーズの水面に映る月影による光の柱だったはずだ。
ムンクはディーリアスの仲人だから「生命の踊り」には共通する認識があったのではないかと思ってる。

GABRIEL PIERNE : Impressions de music-hall
timpani 1C096
ピエルネって現代音楽だったのか、という感想を持った。何が面白いって、音の鳴り方だろう。つまりは演奏が気が利いてるってことになる。それにしても60過ぎてこういうこと書いてた作曲家も面白い。アンサンブルとオーケストラの間の行ったり来たりの間合いと音の厚みなんかが特に。
こうして現代の風を通してしつらえ直すとまるでオロシタテみたいに洒落て聞こえるから不思議だ。

思い出してニック・ケイブを聞く。
FROM HER TO ETERNITY(1983)
TENDER PREY(1988)
前者のバンドの約束事を完全に無視したアルバム作りの凄さを今更に認識。それから5年後のポップス路線への転向(?)は何を意味するのか、調べてないけど、より強力な暴走マシーンになってるのは間違いない。いやいやそれさえも既に20年前の認識だろう。
なぜか、こうして久しぶりに聞くと初めて聞いた時よりも新鮮な驚きを受けるのは、自分が古くなったんだろうなぁ。。。
体内のテンポが変わって行くからという説もあるが、記憶/思考リローデッドなんだろう、きっと。

>羨ましいな。だけど、企画展と常設展は志が違うしね。

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Comments

Edvard Munch The Decorative Projects
なので嘘はないが、ポスターは油絵作品なんだよね、紛らわしい。

ニック・ケイブはビートルズの引用なんだろうか?リフを真似たどころじゃないんだが。

Posted by: katute | 2007.12.26 at 12:27 PM

Edvard Munch The Decorative Projectsを怒る理由は、考えてみれば国立西洋美術館は絵画を展示するという固定観念のせいだろうか。
しかし内容的には東京ステーションギャラリーにこそ相応しい。入場料はその場合には半分くらいなのだが、それ以上に会場スペースを広く取れたろうと思う。
お門違いな怒りだった(?)が、学芸員の仕事がお門違いだったとも思える。

Posted by: katute | 2008.01.02 at 11:43 AM

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