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2008.01.14

ジェシー・ジェームズの暗殺

この感触は「デッド・マン」に似てるだろうか。
心理映画で舞台さらにはテレビ向けかも知れない。
3時間近いにもかかわらず長さを感じさせなかった。
人物の距離が繊細微妙に描かれているのが面白かった。
重厚長大な映画ではなく強盗シーンも一度きりしかない。
画面端がぼやけて映り雲の流れがその都度の心理を表す。
自然の中での銃声や会話の反響音と周辺の会話の断片。
ブラッド・ピットが演じた人物たちの集大成のよう。
前半の空気読めない演技と擦れ違う男たちの想い。
撃ったその後の営みに見える期待ハズレと痛み。

ニック・ケイブらの音楽が荒涼として果てしなく美しい。カナダの自然も美しい。
登場人物を描くスピードが緩いのかも知れない、それがこれだけの尺を必要とするのか。後半との対比で見れば後半が付け足しのようになってしまってるが、後半こそが原題の意味するところだろう。

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