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2008.01.29

昨年の読書傾向

まとめようと思ったのに時間が無くて、メモだけ先に書いておく。

一昨年に読んだ本は59冊だった。ゲド戦記はほとんどこの年に入って読んだ。
野火迅とチャイティンはさらにその前年から引きずってきた。
佐藤賢一、池上永一、恩田陸、万城目学、ドンウィンズロウ、橘玲は期待通り。
但し、日垣隆「そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)」は別格。

昨年に読んだ本は、67冊。週に1冊と1/4くらいか。

さて、勿論、上では純粋な技術書籍と、漫画は除いているが、それほど買ってないからさほど読んでない。
一応、この年の漫画のベストは、高橋葉介の3部作完結("夢幻紳士 迷宮篇""夢幻紳士 幻想篇" "夢幻紳士 逢魔篇")か。

本題の書籍の内訳は、小説24冊、知的好奇心向け26冊(理数系っぽいのは8冊、金融系3冊、政治歴史の雑多なジャンル10冊)、発達障害関係の教科書啓蒙書等17冊。
小説が月に2冊弱、知的好奇心も同じく2冊に満たない。
発達障害関係は3月から読み始めて、7月に7冊とか集中しているが、今は減った。「自閉症へのABA入門―親と教師のためのガイド」は読み掛けだが、これを一番始めに読んでおけば良かったかもしれない。幾つか大学の教科書を読んだので、この技法については理解できてきた。ライフハックの元ネタが豊富だ。療育に関しては、「本当のTEACCH」も必ず読むべき。何故か、日本のABAの方からはTEACCHに対して批判的な(敵意?)意見があるようだが、両方知っておくべきだろう。ただ、『自閉症に向き合うには、これ一冊で十分』という本は無い。

小説での今年の最大の発見は、守人シリーズの上橋菜穂子と、オールタイムベストに載せざるを得ない「氷の海のガレオン/オルタ」の木地雅映子。

W.G. ゼーバルト「アウステルリッツ」と米原万里(嘘つきアーニャの真っ赤な真実オリガ・モリソヴナの反語法)は、弟に勧められて漸く読んで、打ちのめされた。
佐藤亜紀の評論というか講義録、「小説のストラテジー」と「ミノタウロス」も大傑作。

これも弟からの「北朝鮮へのエクソダス―「帰国事業」の影をたどる」は強力な破壊力があるせいか、どっちの陣営からも音沙汰がないようだ。

この他には、「ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの」、「吉原手引草」、「泣き虫弱虫 諸葛孔明 第弐部」も収穫。
年末ギリギリで読んだ恩田陸の「いのちのパレード」は懐かしい感じがする。
ルグインの新シリーズは年1冊(ヴォイス (西のはての年代記 2))ずつなのか。

小説以外では、小島寛之氏(以前、読んだのは、サイバー経済学とか数学幻視行―誰も見たことのないダイスの7の目)を応援したい。

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