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2008.02.11

帰国運動が経済を破綻させた、と

考えるのが自然だろうと思えてきた。

公式筋の帰国運動が始まる以前に優秀な頭脳を集めようと選抜試験が行なわれ当時ヘッドハントされた人材は現在も重要なポストに留まっていると聞いた。

北の政権は人道主義を掲げるためだけに、日本は国内財政の帳尻合わせて不満解消に、国際赤十字は手柄を立てるために、それ以外にもソ連と米国の意志が働いてたようだが結果、日本から出航した帰国船に乗り合わせた同胞等は財産を処分して北へ向かった。貧しく職を得ることも儘ならないとは言え、生活基盤を処分したのだからそれなりの財産があったはずだ。それにも関わらず貧しいままだった(それに関しては『わが朝鮮総聯の罪と罰』に当時の組織的な論理が描かれてる)。


経済の自力更生を標榜しながら独自路線に拘り、共産主義にも資本主義にもなれずに、決めかねるほどにプライドが高かったために帰国者を純粋に国家建設のための労働力とすることさえ適わなかったのだと思う。


そして国内情勢は「わが子を喰らうサトルヌス」の心配事に悩まされて、疲弊したに違いない。


>>帰国運動が、そもそも、破滅しつつあった経済に巻き込まれたのではないのかな。ここで不思議な事が1つ。最初は、内実は粉飾かもしれないが、経済はうまく行っていたように見えた事だ。なぜだ。

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Comments

満鉄関連資料を読むと、(関連会社である)朝鮮鉄道ほかの情報も連動してるので、当時の情勢から鑑みて、経済が潤うのは当然と思える。
むしろ、民族国家幻想による政治的リーダー選定、の思考が国内の民衆心理を汚染したのではないか。
70年代初頭の朝鮮民主主義人民共和国工業展覧会では、間違いなくアジアで抜きん出た存在であったと思う。それからの凋落は政治的腐敗のためだけだろうか?
大き過ぎるので、ここまで。

Posted by: katute | 2008.02.13 at 06:10 PM

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