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2008.03.26

Rolf Lislevand:Nouve musiche

一部のECMマニアとジャズファンに支持された古楽アルバム。 20世紀以降の音楽をテリトリーとする自分の禁を破ったことになるが、古楽を現代の視点で解釈し直すコンセプトは見事に成功してる。 ここしばらく大沢誉志幸のシリアス・バーバリアンを「死の都 ブールージュ」と解釈できないかと考えていたので、引きずられるところもある。小説の主人公の心象風景として、外部世界として存在する都市の景観。それを顕現させるインスピレーションの妙。そうした直観的な心象のインスピレーションを大沢は歌っているような気がして。 すると、古楽の過ぎ去りし響きは現在と重複し合い互いを観照する。何しろ「新音楽」と銘打った古楽を現代的センスでアレンジした演奏なのだから。音符的な音楽の再構成ではなく、心象風景を上書きするように空間を重ねていくような按配だ。もしかしたら純粋に古楽を期待するとノイズが邪魔に思えるかもしれないが、これはデジタルをアナログ変換したような味わいがある。そういう訳で、ジャズセッションに似ているのだ。 ワゴンで見付けてレジへ行くと店員さんが値札が間違ってるからとレジ情報を半額にしてくれた。ありがとう!

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Nuove musiche
http://www.amazon.co.jp/Nuove-musiche-Rolf-Lislevand/dp/B000E0LB9K

ロルフ・リスレヴァント Rolf Lislevand
《ヌオーヴェ・ムジケ(新しい音楽) Nuove musiche》
http://homepage3.nifty.com/musicircus/ecm/ecm_news/Feb13_2006.htm


新しい音楽(Nuove Musiche)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1392457

Posted by: katute | 2008.03.28 at 04:27 PM

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