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2008.05.06

残念ながらSOLBIATI君、

君のディレッタンティズムは見せ掛けだよ。
君は本当はもっとロマンチックな音楽を書きたいと思ってるのではないのかね?
それを今の世の中じゃ流行らないからと過去を引用するようにしか表現せず、無対象芸術を茶化したような作品を書いてばかりいるじゃないか。
初めて聞いた時には日本の映画音楽を思ってみたりしたが、それは気配じゃなかった。映像に音を付けるのは歌でも踊りでも好いのだが、君のはまるで音響、効果音だ。
音の歩みが遅いのは独特な味わいになっているが、現在の音楽世界からしたら、それせも過去のスタイルなのだよ。
つまり君は二重に過去形を作り出している。
書法の巧さは認めるが、作品の向かうべき道を戸惑っているように聞こえてしまうのは、何故なんだろうね。
模索とも思案とも遠いように思えるんだよ。君はすべてに答を用意しようとするが、それを聞く私の耳に、それが問いなのか答なのかを判断する間もない。
それが君に聞こえる現代の姿なのなら、そこからの道程を考えてみるほかはなさそうだがね。

Alessandro Solbiati
Sinfonia seconda [2005]
Sinfonia [1998-2005]
Die Sterne des Leidlands [1991]

聞き所は、第二交響曲第二楽章。
(マーラーを思い出しながら聞くと好いかも。)

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Comments

ノーノではない、まして神秘主義のシルヴェストロフでもない。ソルビアティは第三の道か?

Posted by: katute | 2008.05.14 at 05:14 PM

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