« 現在の読書テーマ | Main | SONGS OF DEFIANCE »

2008.07.06

銀河巡礼《北半球の星空》

エストニアの作曲家ウルマス・シサスクの星座シリーズ。
7月2日の演奏会では作品よりも演奏技術が気になった。
特にペダルと打鍵による持続音の違いやペダル踏み替え。
指使いには観て美しい箇所もあり素晴らしい発想だった。
作品に疑問を持ったのはダブルバーの正当性についてだ。
即興のような情熱的な演奏を要求しながら冷静さが要る。
正確な技術に裏打ちされた演奏が必要で技巧はその延長。
その辺りが特別に現代的な作品としてのスタンスとなる。
今回シサスクの優しさを出した演奏を聞いたように思う。

俳優である語り手が作品に付されたテキストを朗読した。
とても愉快な印象のピアノ演奏なんて払拭しそうだった。

「銀河巡礼」として日本国内盤CDが発売されたので、この名称が定着してしまったが、作者の意図と異なるタイトルだろう。
「南半球」はフィンランディアとワーナーの契約の隙間だったのか廃盤のままだ。


バインマー(ラウリ)『シサスク:P曲集《銀河巡礼》』

(これか?)

|

« 現在の読書テーマ | Main | SONGS OF DEFIANCE »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12774/41775769

Listed below are links to weblogs that reference 銀河巡礼《北半球の星空》:

« 現在の読書テーマ | Main | SONGS OF DEFIANCE »