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2008.10.10

とりとめも無いが、皆は何を望んでいるんだろう

iPhoneとかBlackBerryとか、興味を引く製品が多く出てきた。
過去にも、Newtonという偉大な製品があったが、製品としては死んでしまった。
あの時、開発をさせたのは、スカリーだったが、ヴィジョンは良かったと思う。でも、何故、あの製品は、素人に率いることができたんだろう。
あの時の技術は、無駄になったのだろうか。多分、そうだ。でも、唯一の例という訳でもない。ペンコンピュータで言えば、Palmの前に、Goがあった(ジェリー カプラン『シリコンバレー・アドベンチャー―ザ・起業物語』は、創業者の手になるもので大変面白いのでお薦めだ、同様のアイデアで独自に開発していた会社が複数あった事の証拠でもあるし、捨てられた技術が他にもある傍証でもある)。

Plamが成功して没落し、TRONがネットに融けて消えて行き、Psionはひっそりと消え、BlackBerryとWindowsMobileがスマートフォンの主流になった今、あの、Newtonの当時と何が違っているんだろうか。
まずは、以前のものは、すべて、1台で完結(他の機器との連携やサポートはあったが、使う時は単独)していたと思う。
電話はむろん、カメラも、マイクもろくに無かったし、文字入力も制限されたものだったし。
今は、それを取り囲む世界の中で使う製品が主流に思える。
たとえ、単独で使っていても、そのエコシステムが使い勝手に影響するし、デバイスの機能も固定されたものではなく、エコシステム経由で更新される事が当たり前になっているし。
iPodからなのか、システムという言葉が、デバイスのOS単体の事ではなく、ネットワークも含めた全体を指す用になったのは、いつからだろう。

Newtonには子供用のデバイスもあったが、あの文字指向のアイデアは、CATと同じく、ラスキンを思い出させたものだ。
あの頃、Appleは、Macintoshを出した時と同じように、学校に只で配ろうとしていた(Apple IIやMacでは実行したんだが、Newtonの時はどうだったか)。でも、打ち上げ花火のように、一度きりで、続かなかった。教育の公平性とか色々あるが、(今になってみると形がよく似ている)XOとは違って、起業という世界観に、馴染まないのかも知れない。あるいは、継続性は、別の天才を求めていたのかも知れない。

本当にとりとめが無いが、私の欲しかった、『魔法の小さな箱』は、いつになったら、出来るのだろう。それとも、私の目には見えていないだけなんだろうか。

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Comments

ウォズ「iPodはもうじき死ぬ」
http://www.gizmodo.jp/2008/10/ipod_46.html

本当にiPhone 3Gは“失敗した”のか
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0810/09/news038.html

ネットブックについてまとめと雑感
http://www.heartlogic.jp/archives/2008/10/netbook_eee_pc.html

でも、純粋に技術やUIだけでなく市場の判断という選択があるので、ここには「見えざる神の手」が働くと思われるが。。。

Posted by: katute | 2008.10.10 at 11:17 AM

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» ipod touchをPDAとして使い倒す(26) jailbreak1周年でなぜかNewton! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
1.1.1Jailbreakしてから、いっさいさわっていないまま使い続けて10/25でもう一周年。 iPhone騒動(どうしてもこういう表現になる)にはそれなりにぐらっときた。 が、裏側のプラスチック感がキライなこと、そしてさらにクラック問題があって踏みとどまった結果、ipod touchを使い倒し続けてきた。 思い出してみるに昨年は秋にアメリカ・ロス出張が2度もあった。 1度めの9月では現地でiPhoneにさわることができて購入意欲がどっと増した(2007-09-01 Calfornia〜L.A... [Read More]

Tracked on 2008.10.18 at 03:54 AM

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