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2008.12.18

読了『現代思想 2008年11月号 特集=〈数〉の思考』というか、特集だけ流し読み


青土社『現代思想 2008年11月号 特集=〈数〉の思考』

実は、小島寛之氏のブログエントリ『数学のフィロソフィー』を読んでから、気になったので、図書館で借りて読んでみた。
特に、小島氏お薦めの、伴克馬『ガロア理論の世界観』と、吉田輝義『類体論と現代数学』は本当に面白い!
また、斎藤憲『エウクレイデス 『原論』 の整数論 その起源を探る』は、以前の自分のエントリで感想を書いた『解読! アルキメデス写本』に出ていて解説も書いている斎藤氏の本業。興味深い。
残念ながら、特集後半は、自分には歯が立たない議論が続出する。残念。
この後は、自分用のメモとして目次だけなので読む必要はない。

特集の目次
特集=〈数〉の思考
【導入】
ポストモダン時代と数論幻想 / 森毅
数とは何か、そしてまた何であるべきか / 足立恒雄
【討議】
現代数論の戦略 〈数〉の過去〜未来 / 黒川信重+小島寛之
【最前線】
浮遊する数学 / 田中一之
類体論と現代数学 / 吉田輝義
ガロア理論の世界観 / 伴克馬
【歴史】
エウクレイデス 『原論』 の整数論 その起源を探る / 斎藤憲
中世西欧における数概念の拡張 一四世紀イタリアの三次方程式解法を通じて / 三浦伸夫
数・量概念の変遷と近代数学の発展 代数方程式論との相関から / 但馬亨
素数——苛立と慈しみ / 本橋洋一
【哲学】
対象としての数 フレーゲの数とウィトゲンシュタインの数 / 金子洋之
数を数えることとはどういうことか カヴァイエスの 『超限順序と連続体』 読解 / 近藤和敬
順序数はどのように使われるのか / 津留竜馬
【政治】
記号と思想 / 田崎英明
〈数〉から横断‐存在へ / アラン・バディウ (訳=松本潤一郎)
【社会】
社会は計算可能か / 神成淳司

一番最後の神成淳司『社会は計算可能か』は一応面白かったが。他の論考は、のんべんだらりとしたエッセイとか難解な哲学論議とかもあって、苦手。

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