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2008.12.17

CD試聴記

NEW WORLD COMPOSERS FROM OLD WORLD: The New World Quartet
タイトルからして面白い、企画もの。
Alexander Tcherepnin(1899):String Quartet No.2(1927)
Miklos Rozsa(1907):String Quartet(1950)
Erich Wolfgang Korngold(1897):String Quartet No.2(1937)

ALAN HOVHANESS:
Khrimian Hairing
Guitar Concerto
Symphony No.60,‘To the Appalachian Mountains’
見事な静けさを誇る曲だ。アルバムも。

ALAN HOVHANESS:
Fanfare for the New Atlantis
Concerto No.2 for Guitar and Strings
Symphony No.63,‘Loon Lake’
ルネッサンス期に興味があるなら聞いておいて損はない。こうした倹しい音楽は英国の弦楽合奏に近いかも知れないけれど。

JOHN LUTHER ADAMS:Strange and Sacred Noise
個性的な作曲という噂とこのアルバム・タイトル。期待しない訳には行かない。。。

WILLIAM HILL
Mystic Visions, Spiritual Echoes
祈祷/道行き-踊り- etc
Primeval Instruments
Stonehenge: Rites of the Solstice

NEW WORLD COMPOSERS FROM OLD WORLD
The New World Quartet
タイトルからして面白い、企画もの。
Carlos Surinach(1915):String Quartet(1975)
バルセロナ生まれで1950年に渡米。60歳の時の作品だけれど、スペイン民謡が引用されてるそうだ。
Paul Hindemith(1895):Quartet No.6(1943)
ヒンデミットは今更だろう。作風も手堅くヒンデミット風だ。
Ernest Bloch(1880):String Quartet No.3(1880)
ブロッホがスイス出身とは知らなかった。
哲学的、神学的という人もいるが、いつも無国籍な感じを受けてたからアメリカに居たことさえ知らなかった。
Alexander Tcherepnin(1899):String Quartet No.2(1927)
このアルバム中で最も若くして書かれた作品。20世紀初頭のコスモポリタンの遍歴を聞くのかな。
Igor Stravinsky(1882):Three Pieces for String Quartet(1922)
これも有名すぎるので今更。初めて聞いた時は手抜きと思えたものだが、敢えてやらない。
Miklos Rozsa(1907):String Quartet(1950)
オォーこれほどまでに気高くハンガリーらしいとは知らなかった。バルトークの流儀とは異なるパルランドの要求。
ハリウッド超大作の映画音楽とは打って変わって枯れた音楽なのは古典スタイルを目指したためだろう。なのに深みがないのは演奏のせいかな。
Erich Wolfgang Korngold(1897):String Quartet No.2(1937)
ほのぼのと微笑ましい音楽の、シメにワルツ。苦労はしても、けして不幸ではなかったろうな、と思う。

没年も作家を知る上で重要な手掛かりだが省略。中欧の人が多いような気がするけど、こうして聞くと皆一応に郷里が描かれているのではないかと思ってみたりする。頑固なものだ。
録音はあまり良くない。

ALAN HOVHANESS:
ホヴァネス独自のミニマル・スタイルと東洋旋法の融合。
Khrimian Hairing
弦楽合奏とトランペットの叙情的な呼応。神聖なほどの静寂。
Guitar Concerto
意外な打楽器の連打。それを沈めて独り屹立するソロ・ギター。個性的な構成スタイルだ。技術的な華やかさより静ひつな音の交感が印象深い。
Symphony No.60,‘To the Appalachian Mountains’
見事な静けさを誇る曲だ。アルバムも。

それにしても作曲家の、経済性を顧みないオーケストレーションしかり、音楽の筆の置き方がいつもながら俗耳である私を戸惑わせる。

ALAN HOVHANESS:
Fanfare for the New Atlantis
Concerto No.2 for Guitar and Strings
Symphony No.63,‘Loon Lake’
これは前の一枚をなぞるように、もう一枚仕立ててる訳だけど、もう少し内的な動きとざわめきがある。

ルネッサンス期に興味があるなら聞いておいて損はない。こうした倹しい音楽は英国の弦楽合奏に近いかも知れないけれど。

JOHN LUTHER ADAMS:Strange and Sacred Noise
個性的な作曲という噂とこのアルバム・タイトル。期待しない訳には行かない。。。
何やら遠慮気味なダイナミックレンジ。打楽器の教則本?
何セットかの同類楽器を叩いて、谺か倍音を聞く趣旨らしい。それは音楽に溺れない厳しさの表れなのか?表情に乏しいのは人知を超えた何かを表すためか。

WILLIAM HILL
Mystic Visions, Spiritual Echoes
祈祷/道行き-踊り- etc
道行きを繰り返すたびに新たなヴィジョンが拓けるのだろう。Frank Howellの絵にインスパイアされ、Native Amercan Flutes(オカリナのような音がする)をフィーチャーしたクロスオーヴァーな、なんだろう? インスタレーション?
バレエ音楽かな。わざとじゃないだろうけどハルサイを匂わせる所があるのが残念。鈴を伴ってティンパニーが登場する辺りは妖しくて好いけど。
Primeval Instruments
これはSeven Abstract Miniaturesの一部で、前の曲の道行き部分にあたるのだろう。と解説するために挟まれたナンバー。
作曲家がパーカッショ二ストなので、そういう見せ場のある音楽。
Stonehenge: Rites of the Solstice
神秘的か、演劇的か。聞き方によって異なるだろうオカルト的なインスタレーションなのか。

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