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2008.12.18

とりあえず、今までの読書について

どうも、次に読むつもりで入手した(図書館から借りた)2冊で、何かが変わりそうなので、今までの所を書いてみようと思う。

以前に、木地 雅映子の『悦楽の園』や『氷の海のガレオン/オルタ』を読んで感想を書いた。
最初に読んだのは、『氷の海のガレオン/オルタ』で、表題作の『氷の海のガレオン』が特に強力だったけれど、一般にはあまり評価されていないようだが個人的には『オルタ』にも引かれて、オリジナルの単行本も読んだ。そして、オリジナル収録の他の小説が、どちらかと言えば、『氷の海のガレオン』の路線なのを知って、自分勝手にだが、何となく、作者が『悦楽の園』を書いた経緯を想像してしまったのだった。
この本は、表紙を見れば判る通り、ボッシュの『悦楽の園』がモチーフになっている。

今までの自分について。
小学校の頃は、あまり、記憶にないのだ。
勉強?覚えていない、成績が悪かったとも思えないが、身を入れてやった記憶は、小学4年生からしか無い。何故か、こたつで、父が何か算数(数学)の問題を出して、それを解いたのだった。その時から、算数/数学が特別になったように記憶している(美化された模造記憶かも知れない)。
他には、唯一、自発的な課題で褒められたのが、図工の彫刻だった。図鑑を見て、兎を狙う鷹を平彫りにしたものだった。学級中でこのモチーフが流行ってしまって、上手い奴に真似されたのが、どうも、歯痒かった。

中学、高校にすすんで、ようやく、自分が張り合える相手に出会って、本も読むようになったのだった。それまでは、ナンバークランチャーならぬ、テキストクランチャーと言うか、『読み流すだけ』だったのだ、と言う事に気付いたのだった。そのせいか、その頃は、作文が得意だと勘違いしていた。ただ、無意味なテキストだったのだが。
そのせいか、私の読書歴は(比較的)短くて底が浅い。
(偉人伝とかを除くと)古典から追い付く暇がなかったせいで、一気に、異端から読み始めたりした。しかも、翻訳物メインで。

なので、読書速度も遅い。まともに読書中にメモを取る習慣も、つい最近のもので、dainさんノブログを読むようになってからだ。恐ろしい。そのくせ、読んだ本の書名は小3からメモしてたのだから、変な奴だ。

さて、本当は、読書歴を書きたい訳じゃない。
自分の感想文のスタイルを洗い直したいのだ。
『悦楽の園』を読み切っていない、自分の感想を書き切っていない、と感じているからだし、次の2冊で、今持っているその感想が変質するだろうと感じているからだ。
まず、批評/評論は書けない事が判っている。自分にはそういう中立地点からの物言いが好きになれない部分が強くある。相対的、と言う訳でもないのだが。
好き嫌いの印象は書けるが、自分が本当に人に勧めたくなる程、好きなる本と言うのは、ブログを書き始めてから、徐々に判ってきた気がする。
今後は、この辺りの『薦めたい情熱』を突き詰めて書きたいと思う。
正直、最近までは、『面白かった』だけが基準だった。あ、今もそうなのだが、自分で書いた紹介文・感想を読み返すと、面白いのだが、どうでも良いものが結構ある事に気付いたのだった。これは意外だった。
価値観の芽生えか?今頃?
この辺を明らかにするために、スタイルを洗い直そうと思う。
読書感想に限らないが。
又、後で書き足すかも知れない。

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