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2009.01.19

CD試聴記

旧ソ連もの

Parade a la russe
ロディオン・シチェドリンの室内楽曲集。
ロシア風パレード? いや、ロシアの行列だろう。
Piano Terzetto
Three Funny Pieces
ここまでは、エリツィン大統領の時代の音楽の悪ふざけ、で済ませられる。敬意を払って解説にはゴルバチョフって書いてあるけど。ロシア特有の教養から鑑みて、そうじゃないだろう。引用された古い軍人の歌だけが記憶に残る。
Sonata for Violincello and Piano
ショスタコを想い出したかのシリアス路線。作曲家個人からすれば立派にコスモポリタンだ。なのに郷愁とかを引っ張りだそうという魂胆。ニキータ・ミハルコフと仕事をしてないのが解せないくらい逆説的な。ロストロ・ポーヴィッチの捧げられたので、作曲家と演奏するゲリンガスのチェロが威厳を正して立派に響く。シチェドリン音楽の、地に足がつかないような軽薄さでさえ折り目正しく聞こえてしまう。

alexander WUSTIN an introduction to
この選集は良い。前半が特に良い。
人力電子音楽擬きな音響が楽しい。
歴史的だけれども健康的ではない。
シェーンベルクがノーノで12音技法である(そういう引用が挿入される)と想い出して聞く。だから身体的な呼吸の間尺ではない音楽に聞こえるのは仕方がない。
作風としてダダを強く意識させる。
そういう方向で良く出来た作品だ。

ストラヴィンスキー自作自演集
まだ22枚を全部は聞いてないけど、作品1番の交響曲がイイ! まるでボロディンだ。作品のプロポーションとしてのバランスは気にしないでペトルーシカの萌芽なりを聞けば楽しい。
三大バレエの演奏で気付いた、作曲家はその音楽をずいぶんと可愛く作ってる。

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