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2009.01.19

最近の読書ほかのメモ

ハルバースタムが悉く絶版なので積読から『闇の王子ディズニー』下巻を読み始める。
意識してなかった偶然だが時代背景が同じだ。
上巻を持ってないが、下巻は有名なディズニー・プロのストライキで始まる。
反米活動委員会の影響を脱した(?)のがレーガン政権以降というのは酷い。
ハリウッドの労組について一度調べてみよう。マッカーシーニズムについても。
そしてディズニーの出生の謎。
ディズニーのヤバさは反共、反ユダヤばかりじゃなく、ドナルド・ダックに表現されてたというのは確かに驚きだ。
そういうことなら総て禁止だろう。

ハルバースタムを探しながら、グレアム・グリーン『やさしいアメリカ人』を見付けたので、ディズニーの後に読もう。

こちらは困った見本だ。
若気の至りでこうなってしまったにしても、雑誌やブログとは違うのだから、こういう形で世間に出てくるのは出版社の責任だし編集の無策、無為を危惧する。
初めの章を読んだ限りでの判断だが、タイトルは性格には「日本における対『北朝鮮外交の真実』」が正しい表記だろう。
著者の原田武夫の半生を追うように解説されるので個人的感情が表面に浮かぶのは時に邪魔に思えるが仕方ない。
そして、何故いまマーケットに注目するのか説明を読むと、まさに若気の至りと思えるのだ。今の時代の潮目をマーケットに読む、というのが。

Ahmed Essad
L'exercice de l'Amour
モロッコ生まれフランスで学んだ作曲家のオペラ。
明確なメロディをめぐる音楽作品、そういう時代の力を感じる。
登場人物の感情というより概念自体の思念が進化するような集中力を聞く想いだ。
それほどに演奏者たちの充実した演奏が朗々と響く。

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Comments

誤字訂正

グレアム・グリーン『やさしいアメリカ人』 → 『おとなしいアメリカ人』

タイトルは性格には「日本における対『北朝鮮外交の真実』」 → 正確には

で、この『北朝鮮外交の真実』は、それなりに面白かった。
縦割り行政を批判してるけど、組織はそれで動くのだから、そこは異なるシステムを組み上げてから提示してほしいなぁ、異業種交流会のお誘いとかレポートの販売じゃなく。

Posted by: katute | 2009.01.30 at 02:13 PM

米原万里『不実な美女か 貞淑な醜女か』に、米ソ首脳の会談でのやりとりで喧嘩になりかけたことが書いてある。
原因はロシア語の慣用句を通訳が勘違いしてか(?)故意にか(?)悪意ある訳文として伝えたからだった。
『ベスト&ブライテスト』に、ソビエト要人との付き合いが上手な米国の閣僚というのが出てくる。それは、ソ連人が口汚く罵るのをするがままに任せて、一段落したら、酒でも飲んで寛いで話すというものだった。たいていの米国人は、政府要人だろうと喧嘩を売ってると捉えて、席を蹴っていた。
これは通訳が操る訳文の質が悪かったからということになるのだろう。
当時は国交もなく、敵対して互いの文化について無知だった故に、そうした通訳しか出来なかったということかも知れないが。

Posted by: katute | 2009.02.09 at 10:24 AM

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