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2009.03.17

パスカル・デュサパン

フランスの作曲家で、クセナキスが認めた正統な後継者。
でも、その音楽は若いワインのように味わうにはまだ時間が必要な気がする。
それを今演奏する勇気というか、その取り組みは必要だとしても、やはり自分は、そう思わずにいられない。もちろん、それは耳を掴んで離さないのだが。

クセナキスが、他の音楽家が修業時代に譜面起しに時間を費やす所を、建築の図面起しに時間を費やした変わり種なのは有名だ。
そのル・コルビュジエと共通項と言ったらルーマニアじゃないだろうか。異教の中のラテン民族の国。
まぁいい、それは。

ここにエンベットされた動画が怖い。
作曲家に譜めくりされながら演奏する若造。
それを中立に中和するためスケッチする若い女。
ああ、でもやっぱり演奏家に視線を投げる時の作曲家の目が怖い。

パスカル・デュサパン『作曲のパラドックス』

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