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2009.09.11

短期訪問した人の話

空路ピョンヤンへ行って来そうだ。
韓国への入国を拒否すると言われて参加キャンセルが出たという(どうしたら行けるの?と訊く人もいたので、募集枠を埋め切れなかった云い訳かも)。
親戚に小さな子がいたそうで上の子と7歳違い、確かに大変だった時期があったけど、最近は安定してる様子、と。写真を見せてもらったら中国製のディズニー・キャラの衣服を着て日本の子と遜色なく血色も好い。
親族訪問はフリーだったのが驚きで、以前のようなマンツーマンで案内員が従うことはなくその日の行動予定を告げれば事足りた。一般市場へも入場可能あったけど、さすがに買物は控えた。
(兄:驚きだな。現地行かないと判らないことだらけだ)

交通事故が増えたので路面電車の軌道が道路中央から脇に移設され自転車通行を規制するようにもなってた。
道路もアスファルト以外もあったけれど平滑に舗装されていた。
市内に広告看板を多く見た。
内側から照明を入れた写真入りの20m程のものでも、貼りムラがない。
中国製のリップで出力してるそうだ。
通りの売店は以前のような事業所の出店は許可されなく食堂直轄でなければいけないのは衛生上の問題らしい。
近ごろ話題になったテレビ広告をしたビールは国内消費向けで、外貨食堂には置いてなかったが、地元民以外も入れる所で飲んでみた。
これまでの主流はヨーロッパスタイルでコクのある常温でも愉しめるものだったが、今回のものは日本で人気のドライタイプでキンキンに冷やして一気にグッと飲むと旨い。サーバーが良くないらしく零れた泡をヤカンに集めて注ぎ足してた。
以前は、国内通貨(内貨)と交換通貨とが併用され、釣銭に困ったが、ちゃんとお釣りをくれる。
交換通貨というのは一種のダカン(漢字が出ない!兄:兌換なのね)券で、外貨管理の必要があってのはず。
今回はどこもユーロ表示で円から換算するので複雑だったけど、市況の実勢価値は固定されてたようで毎日の変動はなかったらしい(いや、そこまで話を聞けなかっただけかも)。
物価が理解できないのは、月給が4,000ウォンなのに干し鱈10匹が800ウォンだったりする。しかし自由市場へ行くとオバチャンたちが会社の机の半分くらいのスペースに500ウォンの所場代を払って色んなものを売ってる。売っていけない品目が出てたのは食料は米。米国産、韓国産、映像資料関連だったとか。でもこちらの家庭よりも韓流ドラマは浸透して熱心に観られてる。
集合住宅の掲示板には出前の貼り紙があり、寿司が人気らしい。
一般的な市内の家庭にある電化製品は冷暖房機やPCを抜けばほぼ日本と変わらないそうで、電話もあるという。
ケータイはメールも出来るそうで韓国のものと同じキー操作らしい。公称40,000台といわれるが番号から判断してその倍は出ているのではないか、街中でよく呼び出し音が鳴っていたし、勤め人たちは居場所が知れるので持つのを嫌がっていた。
女性のズボン着用が認められたのは、家庭夫人ではいられないからだそうで、女性の社会進出によって意識が覚醒されているという。これまで男性優位の社会だったけど、女性の意識が変わった、と。
マス・ゲームは今年、韓国からの観覧者がいないので、入場料が以前より倍以上した。
参加者は以前はテレビをもらったりしたが今回は難しいらしい。
英才教育の第一学校系列は参加しない。むしろ軍隊よりも厳しい人生航路が設定されているようだ。今回の衛星打ち上げも彼らエリートたちによるのだ、と。
一般の生活は、日本の道州制ではないが自治体単位のサイクルが成立していて、人民班で物々交換やリサイクルなどを行なっている。
国の配給以外に事業所ごとに入手したものの分配があり、それを交換したり売ったりしてるらしい。たとえば時間外のエレベーターの運転に煙草や酒を支払うとか。
以前、ニュースでマンションが販売されたというのがあって外国人向けと思っていたが、そうではなく、親族からの贈り物として新婚さんに与えるそうで、その収益で自治体がさらに新築するか、自分らの補修をするのだそうで、DIYの日用品も市場で手に入る。中古の釘などもあるが建材は新品が並んでるそうだ。
道州制なので、州際間経済が未発達なのは、やはり包装保存輸送などのインフラが足りないためで、発電所があるところは浪費してた。送電設備があれば経済化するのだろう。
以前は国民であったが、市民が台頭してるようだった。ブルジョアと批判されてたはずだが、みな何か覇気がありやる気を起こしてるように見えた。それは、ここ暫らくの現地指導にも表れていて、どうも本気だ、と感じるのだそうだ。
ジョンウンの表記について複数に確認したけれど、文章での通達はなく、口頭での通達しかされてないという。歌をうたってたそうだ。金将軍なのだそうだ。
巧みだよね、三代を読み込んでるじゃないか。
以前にはなかったのに、買っても悪くないと思えるちょっとした観光土産がちゃんと商品化されてた。

贅沢にヨーロッパ旅行できそうな旅費を使ったので、元を取るのに本を書こうかと言ってた。

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Comments

もとは泥棒除けの犬ブームだったはずなんだが、上流階級のお嬢様のように仔犬を抱く姿をよく見掛けたそうで、動物園へ連れてくのだそうだ。ブリーダーがいないので、日本ではトンと見掛けなくなった大型小型の様々な犬種が揃って檻の中に。所変われば、だね。

Posted by: katute | 2009.09.16 at 02:34 PM

シリーズ経済危機:ラトヴィア東部を歩く
http://www.diplo.jp/articles09/0909-3.html
>この記事と読み比べると、ソ連崩壊後の立ち直りのスピード(?)の違いが判るはず。

以下は脱線だけど、日本で日本語の情報だけに接してると世界が見えないから。

ベルルスコーニ、公なき私の論理の体現
http://www.diplo.jp/articles09/0909.html
>これでも先進国? だから敗戦国と目されるんだよ。カモッラなみにタチ悪い。

ユネスコ松浦改革を問う
http://www.diplo.jp/articles09/0909-2.html
>何故か、暴露記事っぽいものが集中してるが、これも国際機関の今日を知る上で重要か。

パラダイム転換のさなかのインド対外戦略
http://www.diplo.jp/articles09/0909-4.html
>中国と向き合う軍事大国化への道、か。

日本の官僚制を擁護する:ピーター・F・ドラッカー
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/200910/Drucker.htm
>10年も前の記事だけど、面白い。こういうことがきちんと見えてるってことだね。

Posted by: katute | 2009.10.08 at 03:24 PM

日本の官僚制を擁護する:ピーター・F・ドラッカー
>これは考えようによっては、手柄の取られ損を回避する言い訳になる。つまり官僚が政治家に手柄を取られたくないと思ってる、ということ。それを平たくして成果だけで判断するのは政治ではない。投資家らビジネスマンの考え方ってことだろう。

Posted by: katute | 2009.10.13 at 02:07 PM

きな臭いけど、楽観論。

波瀾の東アジア - 中国は?北朝鮮は?そして日本は?
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=103:2009-10-09-08-06-03&catid=40:2009-07-09-03-16-55&Itemid=62

戦争を支える資金源
http://ssoubakan.blog102.fc2.com/blog-entry-597.html

Posted by: katute | 2009.10.16 at 10:11 AM

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