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2009.12.31

趙甲済『朴正煕』

再評価の気運が高まってるらしい。
副題に「韓国近代革命家の実像」とあるように、人物伝だ。それも政権奪取する以前までの、風見鶏のようなノラクラな軍人を描いた印象記のような。

残念ながら、それは、韓国の近代化をもたらしたのではなく、近代的な政権奪取を行なったというようなことか、それぞれの事象と時代背景をどう絡まることもなく人物にだけ接近し過ぎて、どんな国家運営されていたかさえ定かでない。
そんな訳で小役人みたいな軍人ゴロみたいな人物像として浮き上がるのみで、記述にあるような清廉潔白な感もない。

戦前に左翼運動に関わり死刑宣告を受けた、その後の転向振りに、ハリウッドでのレーガンを思い出す。もっともハリウッドでの右翼政治家レーガンの生みの親はウォルト・ディズニーということになるが。

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