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2010.03.21

『「北」の迷宮』

ストーリーテリングはハードボイルド・ミステリーの定石に従ってる。
余計な情報を付け足さなくて済むように一人称で語られるので無理がない。
けれどオチがその重さにそぐわないので頂けない。
著者ジェームズ・チャーチが元諜報員のペンネームというのは何かの間違いで「北」を放浪したというのもそうだ。(作品と現実を混同してる人たちがいるようだ)。
たぶん読者が商社マンならその理由は解だろうし、後ろ姿の著者近影というのも西欧人のジョークだ。
前半百ページくらいまでなら個性的な人物描写に優れるが、以降は破綻してるように思える。作品として読ませるための捨てゴマを仕込んでる辺りが引っ掛かるが、素人にしてはなかなか読ませる。


ジェイムズ チャーチ『「北」の迷宮 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』

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