読了とかメモ
「挑戦するピアニスト」以降、その前の分も含めて、読書感想も日記も書いていなかったので、読んだ本だけ、少し書く。
古い順に、去年年末からの分も、twitterのyonda4からメモると
12/2:戸田山 和久『科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)』:この本を読むまで、科学哲学が、科学を科学するメタ科学だということに気付かなかった。
12/10:ジョージ・R・R・マーティン『洋梨形の男 (奇想コレクション)』:この書き手、知ってると思ったら、サンドキングスの著者か。さすが。
12/15:多島 斗志之『少年たちのおだやかな日々 (双葉文庫)』:エグイ話。こういうのも上手いけど、流行りなのか。著者のご無事を祈ってます
12/18:百田 尚樹『ボックス!』:一気読みしてしまった。途中で泣いた。徹夜状態。青春モノは終わり方が難しいのだな。映画化の話を聞いて、ウマく乗せられた感が
1/5:木地 雅映子『マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉 (ポプラ文庫ピュアフル)』:巫女さんになるのか
1/15:ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首 (未来の文学)』:強烈には違いないが。私はSFに関してはスレッカラシだったのかな。
1/17:叶 泉『お稲荷さんが通る』:読み終えた。よく頑張ったが、買うまでもないかな(借りて正解)。キャラを揃え過ぎてお作法に則り過ぎか
1/25:新井 紀子, 新井 敏康『計算とは何か (math stories)』:計算の理論的歴史的背景、なぜ、この操作を計算と言うのか。紹介される計算自体は簡単だが、深い。学校で教えるべき。
1/26:恩田 陸, 杉本 秀太郎『六月の夜と昼のあわいに』:好きな事を書けて羨ましい(いや、嫉みです)
2/7:相沢 沙呼『午前零時のサンドリヨン』:鮎川哲也賞受賞作。巧すぎて落選しかけるって。でも、北村氏の言う通り、少しばかり作者が余裕かましてる姿が見えてしまった。登場人物らが可愛そう。等と呟いたら、著者に捕捉されてしまった
2/12:ジョン エルダー ロビソン『眼を見なさい! アスペルガーとともに生きる』:
2/17:レーナード・M・ワプナー『バナッハ=タルスキの逆説 豆と太陽は同じ大きさ?』:球を分割合同して2つの同じ球を作る奴、後書き見ると選択公理無しで出来るんじゃないだろうか。物理的な現象は観察されないんだろうか(されないだろう、当然)。地の文の翻訳がおかしい箇所がある。
3/4:セルゲイ・ルキヤネンコ『ナイトウォッチ』:ちょっと古いけど、面白かった。光と闇の対立の中で生きる異人たちの戦い。冷戦構造を踏まえて巧妙に入り組んだ敵味方の罠の応酬、更に、上司の手駒状態から脱出できるか。
3/5:R.カウージャ『バナッハとポーランド数学 (シュプリンガー数学クラブ)』:「ポーランドが念願の独立を果たした1918年、まもなくこの国で大きく花開くことになる学問にとって、太陽のような存在となる若者が処女論文を発表した。」どんだけカッコいいんだ!
この間に、「挑戦するピアニスト」を読んだのかな。
3/19:堀 正岳, 佐々木 正悟『iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)』:面白かった。役に立つ。でも、こういうの(iPhoneに集約)は万人向けとは言い切れないな
3/30:川端 裕人『算数宇宙の冒険』:小学生が宇宙の運命をかけてリーマン予想に挑戦。結末のパラレルワールド解釈はマズい。洋梨型の男を読めば何がマズいか判る。
4/8:サイモン シン, エツァート エルンスト『代替医療のトリック』:素晴らしい。チャールズ、目を覚ませ。
4/8:荒川 弘『百姓貴族 (WINGS COMICS)』:貴族じゃねぇし。スゴいね。開拓民は。都市部の農民は、こんなではないと思われるが。
4/12:藤谷 治『船に乗れ! (3)』:待てずに3巻から読み始めてしまった!氷の海のガレオンとは違うが、ここにも心響き合ったかも知れない人がいた!全巻通してから、書き直す。図書館では、30人待ちが当たり前のようだ。
「音楽」カテゴリの記事
- Tilo Medek:チェロ協奏曲1番(2010.12.27)
- 落穂拾い:2010年に聞いたCDから(2010.12.30)
- CD試聴記(2010.10.09)
- Ravel, Piano concerto in G (L. Bernstein)(2010.07.27)
- CD試聴記(2010.07.28)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 読了:宮内 悠介『盤上の夜 (創元日本SF叢書)』(2012.12.11)
- 読了本のメモ(2011.06.13)
- 読了:マイケル・ルイス『世紀の空売り』(2011.04.15)
- 挫折:ソーンダース マックレーン『数学 その形式と機能』(2011.05.17)
- 読了:ブライアン・ヘイズ『ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方』(2011.04.15)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「文化・芸術」カテゴリの記事
- CD試聴記(2010.10.09)
- Ravel, Piano concerto in G (L. Bernstein)(2010.07.27)
- CD試聴記(2010.07.28)
- 読了とかメモ(2010.04.13)
- ケッタイなピアニストのブログから(2010.02.15)
「科学」カテゴリの記事
- 挫折:ソーンダース マックレーン『数学 その形式と機能』(2011.05.17)
- 読了:ブライアン・ヘイズ『ベッドルームで群論を――数学的思考の愉しみ方』(2011.04.15)
- 読了:キース・デブリン『世界を変えた手紙――パスカル、フェルマーと〈確率〉の誕生』(2011.02.23)
- 読了:スタニスラス ドゥアンヌ『数覚とは何か?―心が数を創り、操る仕組み』(2011.02.23)
- 読了:トム・ジーグフリード『もっとも美しい数学 ゲーム理論』(2010.10.13)
「本人」カテゴリの記事
- 生存報告(2019.03.20)
- 読了:宮内 悠介『盤上の夜 (創元日本SF叢書)』(2012.12.11)
- 弟からさっきの内容を送られたメールで表示されていたGMailの広告が(2011.08.03)
- 読了本のメモ(2011.06.13)
- 読了:マイケル・ルイス『世紀の空売り』(2011.04.15)
Comments